債権

個人向け国債について

個人向け国債は、安全性が高いところと銀行への定期預金よりも金利が高いところに人気があります。国が発行する債券で半年ごとに利子が支払われる仕組みです。

固定金利型と変動金利型

個人向け国債には、固定金利型と変動金利型があります。固定金利型の満期は5年、変動金利型の満期は10年となっています。どちらも、年率0.05%の最低金利が設けられています。
固定金利型は発行から2年、変動金利型は発行から1年経過すれば中途解約することが可能です。(個人向け国債保有者が亡くなった場合や自然災害の被害を受けた場合は、期間は問われません)
ただし、中途解約調整額として固定金利型は直前4回分、変動金利型は直前2回分の利子×0.8%が引かれます。変動金利型の場合、解約する時点で金利が高くなっていれば引かれる額が大きくなってしまいます。固定金利型の場合は、一定の利息なので金額は変わりません。

それでは、個人向け国債は固定金利型と変動金利型が良いのでしょうか。中期的な資産運用をしたいのなら満期が5年の固定金利型が、長期的な資産運用が目的なら満期が10年の変動金利型が向いていると言えるでしょう。今後、金利が上がると思うなら変動金利型を選ぶという考え方もできます。
固定金利型と変動金利型いずれか1種類しか購入できないということはないので、両方を購入するという方法もあります。


外国債券について

日本では低金利が続く中、利回りが良い外国債券型の投資信託が注目されています。近年では、ニュージーランドやオーストラリアは5%を超える利回りで、外国債券へ投資する人が増えてきました。
投資信託は1万円から投資が可能、中途解約も可能とあって投資ビギナーにもチャレンジしやすい魅力もあります。
とはいえ、外国債券は為替変動リスクがあり、損失が発生する可能性もあります。所有する外国債券の通貨が円安になると利益が出て、円高になると損失が出ます。
為替変動リスクを避けるためには、米ドルとユーロなど通貨を分散させることがポイントです。同時に投資期間や銘柄を分散させることで、リスクの低減をはかることができます。

債権の格付けについて

債権はお金を貸し、利息をつけてお金を返してもらうことですが、確実にお金を返してもらえるかどうかの目安として格付けがあります。
格付けとは、債権を発行しているところの信用力を現したものです。スタンダード&プアーズ社の格付けでは、アメリカ、フランス、ドイツなどの国債が最上級のAAA、日本の国債はAAとなっています。
投資適格債権と呼ばれるのは、BBB以上の格付けとされています。


国内債権型の投資信託について

国内債権とは、国や会社、地方公共団体が発行する借用書のようなものです。債権を購入すると、利息をつけて返金してもらえる仕組みになっています。

国内債権型の投資信託は、債権を投資の対象にしています。国内債権は金利が低くリターンが少ないというデメリットがありますが、株式などの投資信託と組み合わせることで安定した投資を行うことが出来ます。しかし人気はいまひとつのようです。
国内債権型の投資信託はノーロードの商品があります。

主な国内債権型の信託報酬

 ・ニッセイ日本インカムオープン―0.8925%
 ・MHAM物価連動国債ファンド―0.63%
 ・安田日本債券ファンド―0.5775%
 ・エス・ビー・日本債券ファンド―0.861%
 ・STAM 国内債券インデックス・オープン―0.462%
 ・eMAXIS 国内債券インデックス―0.42%

概ね0.64%ほどの信託報酬がかかっています。個人向け国債を購入すれば信託報酬がかかりません。

国内債権型の投資信託は、投資家にとってあまりメリットがない商品といえそうです。



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